付加年金とは?月400円で年金を増やせる制度をやさしく解説
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将来もらえる年金を、少しでも増やせたら安心ですよね。実は、月400円を上乗せして払うだけで、一生もらえる年金を増やせる「付加年金(ふかねんきん)」という制度があります。あまり知られていませんが、とてもお得な仕組みです。この記事では、付加年金がどんな制度なのかを、はじめての方に向けてやさしく紹介します。
✔ この記事でわかること
- 付加年金ってどんな制度?
- 月400円でどれくらい年金が増える?
- 誰が使えて、どうやって申し込むの?
- 申し込む前に知っておきたい注意点
✔ この記事の結論
- 付加保険料は月400円。払うと将来の年金が一生増える
- 増える年金は「200円 × 払った月数」(1年分)
- 受け取り始めて2年で元が取れる、お得な制度
- 使えるのは自営業・フリーランスなどの方(会社員・専業主婦は対象外)
付加年金ってどんな制度?
付加年金は、毎月の国民年金保険料に「付加保険料」として月400円を上乗せして払うと、将来もらう年金が増える制度です。
上乗せして払った分は、老後に受け取る「老齢基礎年金」に一生プラスされ続けます。
💡 かんたんに言うと:「毎月ちょっとだけ多めに払っておくと、老後にもらえる年金が一生増える」という制度です。
月400円でどれくらい増える?
増える年金の額(1年分)は、次のように決まっています。
増える年金(年額)= 200円 × 付加保険料を払った月数
たとえば1年間(12か月)払った場合で見てみましょう。
| 金額 | |
|---|---|
| 払う金額(400円 × 12か月) | 4,800円 |
| 増える年金(200円 × 12か月/年) | 毎年 2,400円 |
💡 ここがポイント:1年間払うと4,800円。それに対して、年金は毎年2,400円ずつ増えます。つまり年金を受け取り始めて2年で、払った分を取り戻せる計算です。長生きするほどお得になります。
※付加年金は一生涯もらえますが、金額は固定です(物価に合わせて増えたり減ったりはしません)。
誰が使えるの?
付加年金を使えるのは、主に次の方です。
- 国民年金の第1号被保険者(自営業・フリーランス・学生など)
- 65歳未満の任意加入している方
一方で、次の方は使えません。
- 会社員・公務員など(厚生年金に入っている第2号被保険者)
- その配偶者に扶養されている方(第3号被保険者)
- 国民年金保険料の支払いを免除されている方
- 国民年金基金に加入している方
💡 つまり、自分で国民年金を払っている自営業・フリーランスの方が主な対象です。
申し込み方法
申し込みは難しくありません。
- 申し込み先:お住まいの市区町村の役所、または年金事務所
- 提出するもの:「国民年金被保険者関係届書(申出書)」
- パソコンやスマホからの電子申請もできます
※付加保険料は「申し込んだ月の分」から始まります。過去にさかのぼって払うことはできないので、気になったら早めの申し込みがおすすめです。
申し込む前に知っておきたい注意点
① 国民年金基金とは同時に使えない
「国民年金基金」という別の上乗せ制度に入っている方は、付加年金は使えません。どちらか一方になります。
② 物価が上がっても金額は増えない
付加年金の金額は固定です。将来モノの値段が上がっても、その分が増えるわけではない点は覚えておきましょう。
③ iDeCo(イデコ)とは一緒に使える
付加年金は、iDeCo(個人型確定拠出年金)とは同時に利用できます。ただしiDeCoは「老後まで原則お金を引き出せない(資金が拘束される)」「税金を今ではなく将来に先送りする」といった性質もあるので、付加年金とは別物として、仕組みをよく理解したうえで判断しましょう。
よくある質問
Q:会社員でも使えますか?
A:いいえ。会社員や公務員(厚生年金の方)は対象外です。自営業・フリーランスなど、自分で国民年金を払っている方が対象です。
Q:本当にお得なの?損しない?
A:年金を受け取り始めて2年で払った分を取り戻せ、その後も一生もらえるので、長生きするほどお得になる仕組みです。ただし金額は固定で、物価が上がっても増えない点は理解しておきましょう。
Q:途中でやめられますか?
A:はい。申し出によってやめることもできます。それまでに払った分は、将来の年金にきちんと反映されます。
まとめ
付加年金は、月400円の上乗せで、将来の年金を一生増やせる制度です。受け取り始めて2年で元が取れる、知る人ぞ知るお得な仕組みです。
- 付加保険料は月400円、増える年金は「200円 × 払った月数」(1年分)
- 2年で元が取れ、長生きするほどお得
- 使えるのは自営業・フリーランスなどの第1号被保険者
- 申し込みは市区町村の役所や年金事務所で
- 金額は固定(物価で増えない)、国民年金基金とは同時に使えない点に注意
自分で国民年金を払っている方は、検討する価値が十分にある制度です。気になった方は、お住まいの役所や年金事務所で相談してみてください。
【参考】このページの数字や制度内容は、日本年金機構の公式サイト(「付加保険料の納付」「付加年金」)の情報をもとにしています。最新の内容は日本年金機構の公式ページでご確認ください。
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