ふるさと納税というと、お肉やカニ、フルーツを思い浮かべる方が多いと思います。でも実は、防災グッズや、毎日使う日用品も返礼品として選べます。
しかも実質2,000円の負担で手に入るので、「防災グッズを買うのはもったいない」と後回しにしていた方にはぴったりです。この記事では、備えと節約を同時にかなえる返礼品の選び方をご紹介します。
✔ この記事でわかること
- 防災・日用品を返礼品で選ぶメリット
- 備えておきたい返礼品のジャンル
- 「ローリングストック」という賢い備え方
- 申し込むときの注意点(保管場所・発送時期)
✔ この記事の結論
- 日用品は「必ず使うもの」だから、実質2,000円の価値がそのまま家計に効く
- 防災グッズは後回しになりがち。ふるさと納税なら始めやすい
- ローリングストック(普段使いしながら備える)が続けやすい
- かさばる返礼品は保管場所を先に決めてから申し込む
- 年末は発送が遅れやすいので、備蓄目的なら早めに
なぜ「防災・日用品」を選ぶといいのか
理由1:必ず使うものだから、無駄がない
お肉やフルーツも嬉しいものですが、日用品は「買わなくて済む」という確実な節約になります。
例:トイレットペーパーを返礼品でもらった場合
→ その分、スーパーやドラッグストアで買う必要がなくなる
→ 浮いたお金がそのまま家計に残る
物価が上がっている今、日用品の値上がりも家計に効いてきます。ここを返礼品でカバーできるのは大きいです。
理由2:防災グッズは「後回し」になりやすいから
「防災グッズを買わなきゃ」と思いながら、何年も経っていませんか?
理由はシンプルで、使うかどうかわからないものにお金を出すのは、心理的にハードルが高いからです。
💡 ふるさと納税なら「どうせ納める税金を使うだけ」なので、この心理的なハードルがぐっと下がります。後回しにしていたことを、今年こそ済ませるチャンスです。
備えておきたい返礼品のジャンル
① 保存水・長期保存食
防災の基本は水と食料です。1人あたり1日3リットル×3日分が最低限の目安とされています。
- 5年・7年保存できる保存水
- アルファ米、レトルトのごはん
- 缶詰、レトルト食品、乾麺
- お菓子やスープなど、気分が落ち着くもの
💡 選ぶコツ:普段の食事に近いものを選ぶと、いざというときに食べやすいです。極端に非常食らしいものばかりだと、口に合わず残してしまうこともあります。
② トイレ・衛生用品
意外と見落とされがちですが、災害時に一番困るのがトイレです。断水すると水洗トイレは使えません。
- 簡易トイレ・携帯トイレ
- ウェットティッシュ、除菌シート
- トイレットペーパー、ティッシュ
③ 電源・明かり
- モバイルバッテリー
- ポータブル電源
- LEDランタン、懐中電灯
- 手回し充電できるラジオ
※ポータブル電源は高額なので、寄付額も大きくなります。限度額に余裕がある方向けです。
④ 毎日使う日用品
防災用でなくても、ストックがあれば災害時にそのまま役立ちます。
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー
- 洗剤、シャンプー
- マスク、ゴミ袋
- おむつ、生理用品
おすすめの考え方「ローリングストック」
備蓄というと「押し入れにしまって、何年も忘れる」というイメージがありませんか?それだと、いざというときに期限が切れていたということが起こります。
そこでおすすめなのがローリングストックです。
掲載数No.1のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」1. 少し多めに買っておく
普段使うものを、いつもより多めにストックします。
2. 古いものから普段の生活で使う
しまい込まず、日常的に消費していきます。
3. 使った分を買い足す
常に一定量が家にある状態を保ちます。
💡 ふるさと納税との相性が抜群です。年に1〜2回、返礼品でまとめて届く → 普段使いしながら消費 → また翌年の返礼品で補充。この流れを作れば、意識しなくても備蓄が切れません。
申し込むときの注意点
⚠️ 保管場所を先に決めてから申し込む
トイレットペーパーや保存水は、想像以上にかさばります。「届いてから置き場所に困った」という失敗はとても多いです。
申し込む前に、届いたものをどこに置くか決めておきましょう。
⚠️ 年末は発送が遅れやすい
12月は駆け込みで申し込みが集中するため、発送が翌年の春になることもあります。「早めに備えたい」なら秋のうちに申し込んでおくのが安心です。
※寄付した年と返礼品が届く年がずれても、控除は寄付した年の分として扱われます。
そのほか確認したいこと
- 賞味期限・使用期限:保存食は「製造から○年」なので、届いた時点での残り期間を確認
- 分割配送に対応しているか:一度に大量に届くと困る場合、複数回に分けて送ってくれる自治体もあります
- 限度額の範囲内か:日用品は寄付額が手ごろなものが多く、つい追加したくなります。上限は必ず確認を
限度額の考え方はふるさと納税「うちの場合は?」立場別の注意点で解説しています。
家族構成別・選び方のヒント
| 家族構成 | 優先して選びたいもの |
|---|---|
| 単身・夫婦 | 保存水、レトルト食品、トイレットペーパー、モバイルバッテリー |
| 小さな子どもがいる | おむつ、おしりふき、ミルク、子どもが食べやすい保存食 |
| 高齢の家族がいる | やわらかい保存食、常備薬の予備、簡易トイレ、明かり |
| ペットがいる | ペットフード(自治体によっては返礼品にあります) |
💡 防災グッズは「一般的なセット」より、自分の家族に必要なものを選ぶほうが役立ちます。特に赤ちゃん・高齢者・ペットがいる家庭は、専用のものが必要になります。
よくある質問
Q1:防災グッズは返礼品として認められているの?
A:はい。返礼品には地場産品であることなどのルールがありますが、その基準を満たしていれば防災用品も対象になります。自治体によって扱っているものが異なるので、ふるさと納税サイトで「防災」と検索してみてください。
Q2:日用品ばかり選ぶのは「ずるい」ですか?
A:まったく問題ありません。ふるさと納税は自治体を応援する制度であり、何を選ぶかは自由です。生活に本当に必要なものを選ぶのは、むしろ賢い使い方だと思います。
Q3:保存水は重くて受け取りが大変では?
A:たしかに重いです。宅配ボックスに入らないこともあるので、受け取れる日時を指定できるか確認しておくと安心です。マンションの上階にお住まいの方は特に。
Q4:家族で分けて申し込めますか?
A:夫婦それぞれに限度額があるので、別々に申し込めば2人分の返礼品が受け取れます。ただし寄付者名と支払いのクレジットカード名義を一致させる必要があります。
Q5:期限が切れた保存食はどうすれば?
A:ローリングストックで日常的に消費するのが理想ですが、期限が近づいたものはキャンプや旅行で使う、防災訓練の日に家族で食べてみる、といった活用法もあります。「食べてみたら口に合わなかった」と事前にわかるのもメリットです。
ポイント&まとめ
- ふるさと納税では防災グッズや日用品も選べる
- 日用品は「必ず使うもの」なので、節約効果が確実
- 防災グッズは後回しになりがち。実質2,000円なら始めやすい
- ローリングストック(普段使いしながら備える)と相性が良い
- かさばるので保管場所を先に決めてから申し込む
- 年末は発送が遅れやすい。備蓄目的なら秋のうちに
- 家族構成に合わせて選ぶ(赤ちゃん・高齢者・ペットは専用のものを)
「防災の準備をしなきゃ」と思いながら先延ばしにしていた方こそ、ふるさと納税を入口にしてみてください。税金を活用しながら、家族の安心も手に入ります。
【参考】
- 総務省「ふるさと納税ポータルサイト」(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html)
- 内閣府 防災情報のページ(https://www.bousai.go.jp/)
※返礼品の内容は自治体により異なり、時期によって取り扱いが変わります。最新の情報は各ふるさと納税サイトでご確認ください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


コメント